フィラルフレア オンラインショップ FOS (フォース)、第四十四弾にお届けするのは、コットンボイルという薄く透ける素材を二重織りにした素材で製作した、コンパクトな印象の前肩ギャザー入りシャツブラウスです。
FERAL FLAIR は様々な素材を使用し追求する中で、天然素材の良さにたどり着き、結果毎コレクション9割以上天然素材を使用しています。やはり天然素材は着用していて気持ちがよく快適で身も心もナチュラルな感じを得られるからです。そして天然素材の中でも心地よさを求めて究極にたどり着くのは、コットン素材なのです。 そう気付いてからは、これぞ、と思えるような特別なコットンを毎シーズン探してきました。
FF をご存知の方は白シャツでもうお馴染みの、オーガニックコットンオックスフォードに出逢い、カフス付きTシャツの、ロイヤルガーゼスーパー天竺に出逢い、デコレーションTシャツのクリアフェイスプレミアム天竺に出逢ってきました。そしてまたまた、これぞ!というコットン素材に出逢ったのが、今回紹介する、ダブルフェイスパフボイルになります。
触って頂くと、これがコットン100%?と疑いたくなる触感です。ジャリッとシャリ感があり、適度な厚みと膨らみがあり、ハリ感があり、ポリエステルでは?と疑いたくなる弾力ある素材感です。コットン素材のデメリットを敢えて挙げるとそれはカジュアルすぎるということかもしれません。それと高級感があまり出ない。 それを克服したのがこのダブルフェイスパフボイルだと思っています。おそらくFF の従来のお客様には少し違う方向のライン?と思われるかも知れませんが、色々なスタイルの良さを取り入れて新しい融合のスタイリングを目指すFFですので、冒険もせず狭い世界観にとらわれることなく、どんどんと新しい世界観に是非みなさんも挑戦して行って欲しいのです。 しかも、心地よさを妥協せず、コットン100%で提案する、それがFFがやる意味のあることだと思っています。 新しいエッセンスを取り入れたいと願う方にこの素材を使用した台襟シャツカラーはオススメです。
素材と同じくもう一つの特徴は、前肩にのみいれられたギャザーです。通常袖付け線にギャザーを入れる場合、肩先に入れるのが当たり前です。でもそのデメリットは肩先からギャザーが飛び出し盛り上がってしまうこと、結果王子様のようにラブリーな印象になってしまいます。でもこのシャツは前肩にのみギャザーが寄せられています。そうすると前からみてギャザーアクセントがあるのにもかかわらず、肩先はスッキリしているので、ベーシック感を保つことが出来ます。ベーシックとイノベイティブとの融合、FF独自のニュースタンダードシャツの提案です。

1).デザイン

着丈、袖丈共にコンパクトな印象を出したかった為、ほんの若干短いです。でもそれが着やすさとコーディネートの容易さに繋がると思っています。 最大の特徴は、前肩にのみいれられたギャザー、通常のように肩先に入れるのではなく、前肩にのみギャザーが寄せられています。そうすると前から見てギャザーアクセントが魅力的に見えるのにもかかわらず、肩先はスッキリしているので、イノベイティブでありながらもベーシックさを保つことが出来ます。 ギャザーアクセントは袖口と後ろヨーク切り替えにも。 釦は、FFお馴染みの、角丸カットされた天然貝 黒蝶貝ボタンの一番小さいサイズを使用しています。

2).素材

*ダブルフェイスパフボイル
触って頂くと、これがコットン100%?と疑いたくなる触感です。クリアでフェミニンさがあり、シワがよりにくくエレガントでもあります。ジャリッとシャリ感があり、厚みと膨らみがあり、弾力感があり、ポリエステルでは?と疑いたくなる不思議な素材です。

3).縫製

一重仕立て 袋縫い始末。
カジュアルさを極力消し、弾力と膨らみのある素材の特徴を最大限に生かす為、ステッチングは極力減らしました。 その場合、通常でしたらロック始末にするところを、FFでは縫製の綺麗さを出す為、袋縫い始末に。 勿論、メイド イン ジャパン です。

4).コーディネート

ちょっとしたフォーマルな場でも通用する綺麗さと上品さがあります。なのでオケージョンとしても対応可能。ブラックフォーマルなドレスの上に軽く羽織るのも有りです。もちろんコットン100%なのでカジュアル感も共存します。
H.P.ではガーリーに膝下丈のプリントスカートに合わせ、ジャケットのインナーとしてもコーディネートしていて、今回のFOSでは、パンツに合わせボーイッシュなスタイルでの提案をしていますが、どちらのスタイルにもマルチに対応出来ます。 前肩のギャザーアクセントがキュートでしかも大人っぽい雰囲気を味わえるシャツブラウス、色もシックにほとんど黒に近いチャコールとやはり深い色合いのネイビーとの二色展開なので、白などの爽やかな色と合わせても、プリントなどの派手めな色と合わせても大人の雰囲気のコーディネートで決まると思います。